へんじん生徒会
第二章 初仕事

無能

「暇だね~」

湯気で眼鏡を曇らせた副会長が呟いた

ズズズズズ
ふぅ~
「暇ですね~」

その隣で、あたしは香取先輩に淹れてもらったコーヒーをすすった



カリカリカリ

会長、香取先輩、門城先輩の三人はどんどんプリントを処理していってる

同じ部屋にいながら何だろうこの温度差は


「って、ちょっと待ったーー!!」
とりあえずツッコんでみた
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