[短編]15歳の君へ
理由も分かんないのに
追いかけんのも嫌だったから
そのまま、家に帰った。


「咲夜、憐は?」

「どっか走ってった。」

「どうして?!!」

「知らねぇよ!!"剣道やりてぇ"のか聞いたら、どっか行ったんだよ!!」

「そうだったのか…実はなぁ……」
園長が静かに俺を別室に呼んで、話し始めた。
< 11 / 49 >

この作品をシェア

pagetop