[短編]15歳の君へ
夕飯はほとんど口に入らなかった。
マズかったって訳じゃないんだけど
体が受け付けなかった。
「ごちそうさま。」
「憐、学校はどうだ?」
「園長、転校1日目なんだからなにもわかるわけないじゃない。」
「部活は入んないのか?」
1つ上の優(ユウ)が言ってきた。
「入っても意味なし。正直、時間の無駄。」
「そうかな…」
「そう。少なくとも私にとっては…」
「俺はバスケ部の期待のエースだけどな!!」
優は校内でも結構有名人。
「おめでとうございます。」
「相変わらず冷めてんなー、憐は。」
「ありがと。」
マズかったって訳じゃないんだけど
体が受け付けなかった。
「ごちそうさま。」
「憐、学校はどうだ?」
「園長、転校1日目なんだからなにもわかるわけないじゃない。」
「部活は入んないのか?」
1つ上の優(ユウ)が言ってきた。
「入っても意味なし。正直、時間の無駄。」
「そうかな…」
「そう。少なくとも私にとっては…」
「俺はバスケ部の期待のエースだけどな!!」
優は校内でも結構有名人。
「おめでとうございます。」
「相変わらず冷めてんなー、憐は。」
「ありがと。」