あいらぼ《短編小説》
大切なもの
私はいつも一人ぼっちだった。

家に私以外の誰かがいることなんて、ほとんどなかった。

親と顔を合わせることはほとんど無い。

学校行事に来て貰った記憶もないし…もちろん、入学式も、卒業式も。

親はきっと、私なんかに興味ないんだ……

いつも、一人ぼっち…

学校の友達も、仲良くしてるフリして、きっと上辺だけ…





もう…いいや……


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