あいらぼ《短編小説》

「何やってんの!?家出なんかして…どれだけ心配したと思ってるの!?」

心配?今までほったらかしにしてたしてたクセに、こういう時だけ親の顔しないでよ!
今までどんなにサミシイ思いしたと…

「ごめんね…。お母さんたち、葵唯をほったらかしにした訳じゃない。葵唯が大学まできちんと行けるように、ただ一生懸命働いてただけなの…
サミシイ思いさせてごめんね」
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