P.S.15歳のあたしへ



あたしはユウたちの後ろを一人遅れてついていった。



どこからかハッピバースデイの曲が聞こえてきた。



「あ…誕生日か…」



あたしがまわりに聞こえるか聞こえないかくらいのぼそっとした声でつぶやくと




「なに?!誕生日?!あんたの??」



なんとユウはあたしの声を聞き取っていた。



なんであたし声にだしたんだろう。



「あ…いゃ,すみません」




< 46 / 51 >

この作品をシェア

pagetop