僕の記憶が消えていく

『こんなボロアパートでびっくりしたろ?』


俺たちはなんて答えていいかわからなかった。


『お兄ちゃん腹減った。』


さっきの裕太と他の2人が言ってきた。


『お兄ちゃんたちがケーキ持ってきてくれたから食べな。』


『わーいお兄ちゃんありがとう。』


子供たちはケーキの箱を持って隣の部屋に消えた。


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