僕の記憶が消えていく

『ああ、だから3年生の中には永野先輩のやり方を嫌ってる奴がいるんだ。』


それが原因でみんなバラバラなんだ…。


『俺はただ…俺たちはただ野球がやりたいだけなんです。』


世羅が強い口調でいう。


『まとまればもっと強いチームになるのにな。』


鈴木先輩は世羅の肩を叩いて部室を出た。


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