僕の記憶が消えていく

俺たちと3年生の距離は縮まることはなく、相変わらず基礎体力作りをしてる俺たち。


それに耐え切れず辞めてく部員もいた。


『もう本当にむかつくよな。北原たちの性格が一段と悪くなったのってこの上下関係だからだよな。』


颯太が部室で着替えをしながら言う。


『本当だよ。』


世羅と俺も部活後は愚痴る毎日だった。


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