僕の記憶が消えていく

『はっ香吏奈ちゃんと喧嘩したの?』


翌日颯太に昨日のことを話した。


『喧嘩じゃないけど何か部活で疲れちゃってて香吏奈に当たっちゃったんだ。』


『部活と彼女、今は両方ってきついよな。俺なんかずっと彼女いねぇからわかんねぇけど女がいると疲れねぇ?』


確かに今の俺は彼女と遊ぶ時間より部活を優先にしたいから時間を作ったりするのは疲れるかもしれない。


でも香吏奈と別れれるかと聞かれれば別れれない大切な存在になっていた。


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