僕の記憶が消えていく

突然の告白でクリスマスイブ、当然家で過ごす気だった僕は彼女になった香吏奈がいてもどこへとも行くこともなく公園のブランコに腰掛けた。


初めての彼女で何を話せばいいか何をしたら喜ぶのか?


僕にはわからない。


でも…


僕の隣でにっこり微笑む彼女。


それを見るだけで僕もなんだか温かな気分になった。


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