僕の記憶が消えていく

『今学校のすぐ近くにいるので迎えに行ってもいいですか?』


『はい。では待っていますので気をつけてお越し下さい。』


私は瞬の学校へと向かった。


『瞬大丈夫?』


保健室にいる瞬の顔がかなり引きつっている。


『遅いって。早く病院連れてって。』


『ごめんね。今外にタクシー待たせてあるから。』


瞬は颯太君と世羅君に脇を抱えれタクシーに乗る。


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