僕の記憶が消えていく

『あとですね…。』


岡田先生は脳波など詳しく検査をしてしばらくは神経活性化物質TRHというホルモンを注射したほうがいいと入院を勧めてきた。


『お願いします。』


私は岡田先生に頼るしかなかった。


岡田先生は整形の先生と連絡を取り合い入院の手続きを始めた。


< 199 / 414 >

この作品をシェア

pagetop