僕の記憶が消えていく

晴天に恵まれ僕の気合いも高まっていた。


『落ち着いていけば勝てるから…いつも通りにな。』


監督に背中を押され僕はマウンドに立った。


『ストライク、バッターアウト!!』


僕は順調に相手を鎮めて7回表まで投球した。


『いい感じだ。でも気を緩めるなよ。』


監督に声を掛けられ僕ははいと返事をしたが余裕で勝てると確信した。


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