僕の記憶が消えていく

バットの嫌な音が耳に響いた。


それはまるでスローモーションのようにゆっくりと聞こえ耳に張りつく。


相手の打った球は僕の頭を通り抜け満塁ホームランとなった。


僕はどうしていいのかわからなく放心状態でいた。


だがまだ試合は終わらない。


気持ちを入れ換えて投げたが僕には切り返しができていなく次々とヒットを放たれこの回だけで5失点をした。


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