僕の記憶が消えていく

『瞬くんいらっしゃい。香吏奈の卒業祝い一緒にしてくれる?』


『はい、お邪魔します。』


相変わらず優しくて綺麗な香吏奈のお母さんは俺を快く出迎えてくれた。


それにしてもいつ来ても彼女の家に来るのは緊張する。


< 274 / 414 >

この作品をシェア

pagetop