僕の記憶が消えていく

〜瞬side〜

『瞬くん久しぶり。』


2週間後、翔大のお母さんが看護師に挨拶のついでに俺の所へ来てくれた。


『どうも。』


翔大のお母さんは意外に明るかった。


『これね、翔大が瞬くんにって。こっちはメイちゃんにって。』


それはキャラクターの便箋。


< 310 / 414 >

この作品をシェア

pagetop