僕の記憶が消えていく

世羅が責めたせいでと落ち込んでいたら颯太はいつも笑いをとって励ましてくれたから立ち直れた。


世羅は、弟たちのために部活が終わった後バイトに明け暮れていたからお見舞いにこれなかったことも。


全て隠さず話してくれた。


『だからお前はしっかり生きろ。』


その言葉と共に。


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