僕の記憶が消えていく

『冗談ですよ。』


俺がいうと先生に頭を軽く殴られた。


『瞬くん…。』


『まだ条件があるんですか?』


『俺の知ってる先生に瞬くんの話はしといたから。何かあったらすぐにその病院に連絡するよう香吏奈に渡してくれ。』


渡された名刺。


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