僕の記憶が消えていく

翌日から瞬はリハビリのメニューを増やしあれほど嫌がっていた車椅子へも抵抗なく利用した。


瞬の中で何かを感じとってくれたのだろう。


前向きな姿勢により一段とかっこよく見えた。


しかし…


体は瞬の思いとは逆の方向へと進もうとする。


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