僕の記憶が消えていく

そんな言葉でも長年いるからわかるのか


『瞬は何も気にすることないのよ。お母さんがそばに居たくてやってるんだもん。』


いつも笑顔で返答する。


『お兄ちゃん。』


こんな変わっていく俺にメイもいつもと何変わりなく接してくれる。


俺は家族や周りに感謝でいっぱいだった。


俺は自分に誇りをもち自分らしく生きた。


メイの様子がおかしいなんて気付かずに…。


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