僕の記憶が消えていく

行くのが嫌だったとかじゃなくて何となく僕の家に来てるのが当たり前になっていたから。


『今度の日曜日うちに来て。』


『あっうん。』


僕は返事したけど素っ気なかったと思う。


ふとメイを見るとメイの漕いでるブランコの後ろにボールが転がってきた。


そのボールを追い掛けてくる幼い男の子。


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