僕の記憶が消えていく

親同士のトラブルも避けたいのだと考えたのだろう。


『私から男子生徒へはしっかり言っておきますので。』


それ以上私は先生に言えなくなった。


『ではお願いします。』


納得できないまま教室を出た。


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