僕の記憶が消えていく

〜香吏奈父side〜

自分から言いだしたものの香吏奈が彼を連れてくることになり眠れない。


花嫁を送り出す父親というのはこんな気持ちなのか?


翌日朝早くからママは張り切って料理を作る。


『ママやっぱり…』


『もうパパったら少し落ちついて。今コーヒー入れるから座って。』


俺はどうしていいかわからずに部屋中を徘徊した。


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