僕の記憶が消えていく

香吏奈は怒っていたけど僕は少し肩の力が抜けた。


『うふっ、瞬くんだってパパがいないほうがいいでしょ?じゃあ2人の邪魔しちゃ行けないからちょっと買い物行ってくるわね。』


お母さんには何でも見透かされていた。


お母さんは僕たちから離れしばらくしたら玄関のドアが閉まる音がした。


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