僕の記憶が消えていく

『お前さっきから何躓いてんだよ?』


颯太は椅子に腰掛けながら俺に聞く。


俺は何もない所で転びそうになってるのが恥ずかしくて愛想笑いした。


『なんか最近よく躓くんだよな。』


『疲れてんじゃねぇの。気をつけろよ。』


そして話題を変え俺たちはランチを頼み1時間ほど過ごした。


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