僕の記憶が消えていく

『じゃあな。』


俺たちは別れ家に帰るとお母さんとメイが帰っていた。


『お兄ちゃんおかえり。見て〜。』


リビングに広がる教科書


メイは嬉しそうに国語の教科書を手にとり見せてきた。


『お兄ちゃんこのお話読んで。』


『わりぃ今疲れてるから…。』


読むのが面倒くさくて断るとメイが読んであげると読み始めた。


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