年下★王子様
「スミマセン…」


高橋の迫力に押される俺…
まさに草食系男子ッス…。


「高橋、さきに帰っていいよ!俺、店シメとくから。」


いつものようにそう言うと高橋の顔はパッとあっさり笑顔になり…


「まじっ!?ありがと〜!彼氏と約束してんだ!じゃあとヨロシク〜っ!」


バタバタと店を出ていった。


「…帰るの早っ!」


俺は呟くとまた数字とにらめっこを始めた。







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