ソープ嬢の忠実な執事

個室を出たら
ドアの音に気付いて
夾がやってきた

ぁ...
理性失ってる

見てわかった
歩き方と服装
全てでわかった



夾がやってきた
威圧感が怖い...

怒られると思ったら
抱きしめられた

「...ごめん」
耳元で
夾の言葉が聞こえた

初めて聞いた
謝罪の言葉


「なんで?
夾は悪くないよ?
心配かけてごめん」



夾の目から涙が流れた...




...キレる?
夾がキレるのを
抑えてる


「夾...キレてもいいよ?
ムカついたから...」




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