先生、私が変えてあげる♪
「そう。腕やら首に、青いあざとか切り傷があった。だけど、蒼井はそのことをしらばっくれて、かくしてて。で、同じ女性である亜子ちゃんに、蒼井から、そのことを聞き出してほしい」
「・・・私に?」
「そうだよ!俺たち野郎だけじゃ、やっぱり蒼井っちはしゃべりにくいから、亜子ちゃんから聞き出してくれたら、しゃべりやすいかなーーって♪」
笑っているように思える正輝だが、やっぱり真面目になると、口調が変わる。
すると亜子ちゃんは、怪訝とした顔から、真面目な表情になって、「はいっ!」とまた敬語で返事をした。
「よぉっし♪蒼井っち救出作戦だぁーーー」
「だから・・・だからなんでお前が仕切ってんの?」