先生、私が変えてあげる♪
第六章
救出
救出作戦。
そう言っても、今は夏休みなわけで。
学校で聞き出そうとしても、その学校自体が休みなわけで。
結局、蒼井をダマして、俺の家にこさせたり、一緒に遊ぶことしかできない。
「じゃあさぁ、蒼井っちを京ぴょんの家に呼ぼうよーーー♪」
「はぁ?」
そりゃぁまぁ、一度つれてきたことはあるが・・・・・。
いきなり誘うのも、失礼だろう?
「だからぁ、俺たちみんな、蒼井っちの学年担当じゃん?だから、『宿題見てやるから、家にこいよ』とか言って、つれてきたらいいじゃーーん」
「なるほど!!まっちゃんいい考え!!」
亜子ちゃんも、ある程度、その呼び名に慣れてきた。