先生、私が変えてあげる♪
第七章
落ち着き
「はーい、では呼ばれるまで待っていてくださいねー♪」
満面の笑みで、案内されたのは一部のベンチ。
「京ぴょん災難だったねー?まさかナイフで斬りつけられるとわー」
「・・・わざとか?ん?わざと言ってんのかコンチクショウ」
-今から1時間前-
ウーウーと、パトカーの音が家の中に響いた。
「うわぁああぁぁああぁあ!!!」
男は崩れ落ち、泣き叫んでいた。
「大丈夫ですかッ!?」
入ってきたのは、ずいぶんとまぁ、若い刑事。