先生、私が変えてあげる♪
コイツ、どんだけ単純なんだよ。
「で?もういい?俺、シャワー浴びてもいい?」
「あ、はい!どーぞ!!思うがままに!」
最後の言葉がよく意味が分からなかったが、とりあえず、フロに入る。
蒼井は、再び宿題へと取り組んだ。
にしても、よくもまぁこんな暑い中で勉強できるよなぁ。
フロ上がったら、冷房でもつけてやるか。
そう思いながら、京はぎゅっと蛇口をひねったのであった。
シャワーから上がった京は、とりあえずさっき来ていたジーンズのパンツに新しいTシャツを着る。
蒼井がいるので、いつもリビングで着替えていたことを、脱衣所でする。
それに、まだ4時なので、これから出かけるかもしれない。
タオルを首に垂らし、さっぱりした京は、脱衣所から出た。