先生、私が変えてあげる♪






「・・・?あの、それよりメガネは?」






「え?あ、脱衣所だわ」







すっかり忘れてたよ。





また脱衣所へと戻り、メガネをかける。





最近、メガネなしでも見えるようになったのは、視力が上がったのだろうか。






「皿、洗ってくれてありがとな」





「・・・え?あ、はい!いや、あの、これぐらいしかできないので・・・」




「いや、でもありがとな」







蒼井に向かって、また微笑んだ。





蒼井は、また頬を染めて俯いてしまった。





けれど、俯いても、耳が隠れてないので、耳は真っ赤だとすぐ分かる。





「真っ赤真っ赤」




そう言って、実凪の頭を乱暴になでた京は、ドサっとベットに座った。
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