先生、私が変えてあげる♪





「・・・私が、一緒に病院行ってあげますから」





「・・・え、」






優しく微笑んだ蒼井は、自分の胸の前で拳を握った。







「え、いや、あの、別に病院嫌いとかそう言う理由じゃねーぞ?怖いとかそう言う意味じゃねーぞ?」





「わーってまさぁ!!でも、コンタクトにしましょーよ!」





「でもなぁ・・・」





「そうするんです!これ!生徒の夢のため!!」





「・・・・・分かったよ・・・」







やはり、押しに弱い、24歳独身男。





「きゃっほーーいっ!」





一人盛り上がっている蒼井に、また声をかけた。






「・・・あのな?」
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