先生、私が変えてあげる♪
「・・・こ、これ」
声も体も、震えていた蒼井の頭をぽんとたたく。
「どうやら、お前はストーカーされてるらしい」
「・・・そ、や・・・だ」
「これが全部、あのポストの中に入ってた」
「・・・う、や・・・」
また、泣き出しそうになった蒼井を支える。
「俺が、ちゃんと守ってあげるから。・・・お前は、外に出るときは、常に警戒しとけ」
「・・・はい」
「外に出なければ大丈夫だから。な?すっごいショックだと思う。怖いと思うけど、俺がいるから、安心しろよ」
そう言うと、蒼井はこくんと首を縦に振って、口を手で押さえた。
あー・・・やっぱ、見せないほうがよかったのか?