先生、私が変えてあげる♪




「ほら、お前、何が食べたい?」





「・・・え?」






「晩飯。考えたんだろ」






「え、えと・・・あの、・・・オムライス」







またですか!!





だけど、ひどく怯えている蒼井にそんなことも言えるはずもなく。








「オムライスな。分かった」






「・・・お風呂、洗ってきますね?」








もう外には出ないと分かっていたのか、蒼井は、まだ震えていながらも、風呂場へと向かった。







「・・・・・」








今日は、不運な一日だ。
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