先生、私が変えてあげる♪
「・・・?蒼井?」
我に返ると、京がこちらを見ていた。
とっさに隠した写真は、背中の後ろ。
「いや、なんでもないっす!!」
「ふーん・・・でも見つからなかっただろ?」
自慢げに笑う、あなたが恋しくて。
たまに優しく微笑む、その笑顔が大好きで。
私は、恋をしたんだ。
「ま、だまだ!!これからですもん!」
「ま、ないけどな、絶対に」
「そんなことありませんー!」
手にあった写真を、ポケットに詰め込み、再びベットの下を散策した。