僕だけの瑠璃色
「瑠璃!瑠璃!大丈夫!?どっか苦しい!?病院行く!?」
「な、ななな何…!?」
真っ青な顔でまだ私を揺さぶるパパ。
ちょっと、そんなに揺さぶったら酔っちゃうわ。
パパ意外と力あるんだから。
「だって瑠璃が…!瑠璃が瑠璃が瑠璃がー!?瑠璃真っ青だよ!?どこも苦しくないの!?」
「だ、大丈夫よ!パパは心配しすぎなの!だいたい今はパパの方が真っ青よ!」
あら、真っ青を通り越して涙ぐんじゃってるわ。
ちょっと、涙腺の鍛え方ってないのかしら。
こんな貧弱な涙腺じゃこの先どうするのパパ。
「ちょっと…本当に似てて…びっくりしちゃったわ。本当にこんなに似てるの…?」
「ああ、清美さんね!清美さんママと似てるでしょー?ママの生まれ変わりかもね!」
「馬鹿ね。清美さん25でしょ。ママの生まれ変わりなら、まだ私より小さいはずよ」
「へー…瑠璃そうゆう系詳しいの?霊感あるの?パパはなーい!!」
「今はそんな話どうでもいいのよ」
パパ、話を脱線させすぎ。
霊感あるとかないとか、私には関係ないもの。
パパは霊感あるかないかも自分でわかってないんでしょ。
お馬鹿さんなんだから。
「でねー、この高田清美さん、今度パパのお手伝いしてくれるんだってー。
だからね、今度、家に…来ることになりそうなんだけど……」
………どんどんパパの声が小さくなっていく。
小さく?あら、違うかしら。
パパがどんどん赤くなって俯くから、よく聞き取れないわ。
ふーん。
なるほどね。
まかせて、パパ。
「……いいわよ、パパ。今度清美さん家に連れて来て頂戴」
「……本当?!」
「ええ。あ、お部屋の片付けは私がするから、パパは仕事してていいわよ」
「え!?駄目だよ瑠璃!瑠璃は寝てないと…」
「たまには体を動かすことも必要なのよ。………そんなことより……」
私はパパの眼鏡の奥の綺麗な瞳を見つめた。
「まずはパパから綺麗になってくれなくっちゃ♪」
「な、ななな何…!?」
真っ青な顔でまだ私を揺さぶるパパ。
ちょっと、そんなに揺さぶったら酔っちゃうわ。
パパ意外と力あるんだから。
「だって瑠璃が…!瑠璃が瑠璃が瑠璃がー!?瑠璃真っ青だよ!?どこも苦しくないの!?」
「だ、大丈夫よ!パパは心配しすぎなの!だいたい今はパパの方が真っ青よ!」
あら、真っ青を通り越して涙ぐんじゃってるわ。
ちょっと、涙腺の鍛え方ってないのかしら。
こんな貧弱な涙腺じゃこの先どうするのパパ。
「ちょっと…本当に似てて…びっくりしちゃったわ。本当にこんなに似てるの…?」
「ああ、清美さんね!清美さんママと似てるでしょー?ママの生まれ変わりかもね!」
「馬鹿ね。清美さん25でしょ。ママの生まれ変わりなら、まだ私より小さいはずよ」
「へー…瑠璃そうゆう系詳しいの?霊感あるの?パパはなーい!!」
「今はそんな話どうでもいいのよ」
パパ、話を脱線させすぎ。
霊感あるとかないとか、私には関係ないもの。
パパは霊感あるかないかも自分でわかってないんでしょ。
お馬鹿さんなんだから。
「でねー、この高田清美さん、今度パパのお手伝いしてくれるんだってー。
だからね、今度、家に…来ることになりそうなんだけど……」
………どんどんパパの声が小さくなっていく。
小さく?あら、違うかしら。
パパがどんどん赤くなって俯くから、よく聞き取れないわ。
ふーん。
なるほどね。
まかせて、パパ。
「……いいわよ、パパ。今度清美さん家に連れて来て頂戴」
「……本当?!」
「ええ。あ、お部屋の片付けは私がするから、パパは仕事してていいわよ」
「え!?駄目だよ瑠璃!瑠璃は寝てないと…」
「たまには体を動かすことも必要なのよ。………そんなことより……」
私はパパの眼鏡の奥の綺麗な瞳を見つめた。
「まずはパパから綺麗になってくれなくっちゃ♪」