鋼鉄の兎

『ふむ、全てが家庭用ゲーム機の最高レベルだな。素晴らしい。では、機動。攻撃。索敵。この中から更に一段階、能力アップをできるが、どの部分にするか、今すぐ　決めれるか？』

翔は直ぐ様答えを出した
『機動で！』『了解だ。君は、答えを出すのが早い。戦場では、何よりも、誰よりも早く答えを出すものが生き残れる可能性があるのだ。例え、それが間違いの答えだったとしてもな。いい決断能力だ』
『？。ＡＩじゃないのか？』先程からの受け答えに翔は驚きから　疑問がそのまま、口に出ていた。
『あぁ、驚かしてしまったか？私はオペレーターだ。これから、時間があえば、私が専属になるんだ。よろしく頼む』

『よろしくって言えばいいですか？・・・・・・ね』『あぁ、よろしく頼む。君が活躍すれば、私にも様々な特典が着いてくるんだ。君の活躍を祈る。では、今日はあと、君の登録名、つまり、ゲーム空間内での、名前、部隊名及びマーク作成で終了になる。他に質問は？』

『はっ？今日、それだけで？終わりなの？』
翔が呆気に取られながらも聞いてみた。操作するつもりで入ったのだから　その質問は当たり前の質問だ。
キャプテン・ミサイルは　電子音混じりの声で答えた『ふむ。すまないが、特務クラス、つまり、カスタマイズした突機をゲーム内に再現するために、必要な時間と思ってもらいたい。最低でも三日は掛かってしまうんだ。登録時にメール登録しとくと、お知らせメールが届くから、ぜひ、そうしてくれ』