二千年の恋・平安編
【第三話】 三人の貴族
巫女の顔を見たことがある貴族は、三人いました。

そのいずれもが、奇妙な死に方をしていたのです。

ひとりは牛車に轢かれました。

ふたり目は、「製造業への派遣を当面禁止に」と叫んで狂い死にました。

三人目は、頭をバールのようなもので殴られて、倒れていました。

巫女に近づくことは、とても危険なことだったのです。。。

(つづく)

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