二千年の恋・平安編
【第九話】 急展開
光の炸裂は一瞬のことでしたが、それから数分の間、みんなの目は見えなくなっていました。
天皇だけが一瞬、巫女の顔を見ていましたが、凍りついたように動きが止まりました。ショック状態に陥ったのです。
立ちすくむ天皇に、巫女はこう言い残して、祭壇から立ち去りました。
「あんたノリ悪すぎ
そいでね、最近うちと逢ったことある人話した人
ぼーっとしないで、女も男も
うちが強制デビューだよう~☆
!ま、気軽に会ってね♪」
結局、巫女が美人かどうかは誰にもわからなくなってしまいました。
なぜなら、この事件の直後、天皇が切腹するからです。
(つづく)
天皇だけが一瞬、巫女の顔を見ていましたが、凍りついたように動きが止まりました。ショック状態に陥ったのです。
立ちすくむ天皇に、巫女はこう言い残して、祭壇から立ち去りました。
「あんたノリ悪すぎ
そいでね、最近うちと逢ったことある人話した人
ぼーっとしないで、女も男も
うちが強制デビューだよう~☆
!ま、気軽に会ってね♪」
結局、巫女が美人かどうかは誰にもわからなくなってしまいました。
なぜなら、この事件の直後、天皇が切腹するからです。
(つづく)