刹那の憂い(セツナのウレい)
それなのに、キライなものを、食べる羽目になってしまって。

悪いことしちゃったな。

何だか心が痛む。

あたしのせいなんだ。

なのに、ちょっと、困ってると、見たい。なんて、思ってて。

「ごめんね」

思わず誤った。

いかん。

これでは、何が”ごめんね。”なのか、わからない。

『何が?』

って、訊き返されてしまう。






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