刹那の憂い(セツナのウレい)
刹那が、こういうのを食べてるとこを、見たいんですね。

ケーキとか、パフェとか、凄く似合いそうだもんね。

「これ、向こうにいるお姉さんから」

ついでに告げ口して、クッキーを出す。

ポットから、紅茶を注いでいた、刹那が止まる。

「そう、なんだ」

苦笑いをして、ポットをテーブルに戻す。

「それ、甘いよね」

「多少は」

刹那はクッキーとにらめっこをする。

絵的には、とっても良い。

何て似合うの、刹那くん。


< 118 / 203 >

この作品をシェア

pagetop