刹那の憂い(セツナのウレい)
とばっちり
「成元!!」
矢崎が乱暴に呼んでる。
あたしは思わず反射的に立ち上がっていた。
「あんたが収拾しろ」
何を?
「あの子。何だか、さっきから、ものすごい形相であんたのこと見てる気がするんだけど」
店の外に出てみた。
入り口の傍に、
赤い髪の、
綺麗な女の子がいる。
そして、確かに、あたしのこと、ニラんでる。
あたしに恨みでもあるのか?
心当たりないんですけど。
そんな風に生きてきた覚えは・・・
って・・・
今、心当たりに触れてしまった。
一気に刹那とヒデタダが頭をよぎる。
もしかして、赤根!?
彼女は、向かってきた。
思わず身を引く。
けれど、無駄だった。
次の瞬間には、
胸倉をつかまれていた。
ひぇぇ~だ。
あたしはまじまじと、
彼女を見た。
矢崎が乱暴に呼んでる。
あたしは思わず反射的に立ち上がっていた。
「あんたが収拾しろ」
何を?
「あの子。何だか、さっきから、ものすごい形相であんたのこと見てる気がするんだけど」
店の外に出てみた。
入り口の傍に、
赤い髪の、
綺麗な女の子がいる。
そして、確かに、あたしのこと、ニラんでる。
あたしに恨みでもあるのか?
心当たりないんですけど。
そんな風に生きてきた覚えは・・・
って・・・
今、心当たりに触れてしまった。
一気に刹那とヒデタダが頭をよぎる。
もしかして、赤根!?
彼女は、向かってきた。
思わず身を引く。
けれど、無駄だった。
次の瞬間には、
胸倉をつかまれていた。
ひぇぇ~だ。
あたしはまじまじと、
彼女を見た。