刹那の憂い(セツナのウレい)
「絶妙なタイミング」

「そうだろ?

部屋から、

フラフラしてる紫苑ちゃんが見えたんだ。

だから、走ってきた」

そうなんだ。

だから、いい、タイミング。

危うく、

地面に激突して、そのまま、倒れて寝込んでるとこだった。



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