お嬢様と執事の関係

いやみっぽく言われ
つい・・

「お嬢様もしかしてみていました?」

と言ってみたのだが・・・

予想以上の反応が愛子からは返ってきた

なんだか悲しそうな感じが

もしかして・・・
俺が悪い?

一瞬考え込んだ俺がバカだった。

愛子は
知らないといったような感じの返事が返ってきた。

知らないわけないだろう(たぶん)

意地っ張りめ。

次こそは言葉で逃げさせまいと
机にミルクティーを置いた。

そうして
もう一度愛子の表情を覗いてみると
俺の予想した通り
なんであるの?って感じの表情をした。
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