お嬢様と執事の関係

「後継ぎかぁ・・・

 俺なんかがやっていいのかって」

「早くならないと愛子取られるんじゃないの笑」

反発するのもメンドクなって
思いっきり殴った。

いったぁ~っと匠は嘆いていたけど
まぁいいや。

跡継ぎなんてちゃんと考えてこなかったからなぁ・・

「稜哉。

 これだけは言っとく。

 愛子を狙ってやってくる奴居るかもしれない

 あくまでも

 情報屋の意見だ。

 深く考えなくてもいい。」

はぁ・・・

情報屋ってどこまでが本当なんだか・・

匠はいろいろな情報握ってるから

それを引き出すのも大変。

それに口に出していることがどこからが嘘なのか
も知らない。


「覚えておくよ。」


< 60 / 205 >

この作品をシェア

pagetop