お嬢様と執事の関係



「稜哉のバカ。」

はいはい。

俺はバカですよ。

「今は外なんだから執事でないでしょ。

 私も稜哉 好きだよ・・・/////」

最後のほうはうつむいちゃって
ほとんど聞き取ることは出来なかったけど

俺が思っていた以上の答が返ってきてびっくりした。

嘘だろ?

俺を好き?

まぢで?

こんな俺でもいいの?

うおっしゃっ

地味に心の中でガッツポーズをつくった。

「まぢで嬉しいんだけど
 んと・・・愛子ちゃん
 そろそろ離してくれると嬉しいんだけど」

ずっと俺に抱きつかれていても
誰かに見られたらさすがに恥ずかしい。

そっと愛子は離れて俺の隣に来た。

もちろん俺は愛子のその手をとって自分の手に絡めた

「・・・愛子ちゃんじゃいや・・

 愛子がいい。」


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