お嬢様と執事の関係

「久しぶりだよな!

 ほい。お土産。

 ん?勉強やってた?ごめん。」

ちーくんから渡されたお土産は
小さなハートのついたネックレスだった。

「ちーくん。どこ行ってたの?」

「フランス。有名なんだってそれ。」

見るからに高そうな・・・

「もらえないってこれ高そうだもん。」

「愛だけは高いの興味ないからな。」

興味がないというより
宗助さんのせいでうせました。

宗助さんというより
この家自体が豪華ということと
パーティー行くだけでもらっていたりすることが
私にとって
気分が嫌になってくるから仕方がない

「でも。コレは高くないよ。

 愛が付けれるようにしてもらった。」

ちーくんはそんなことを昔から知ってるから
私に気遣ってくれる。

「ごめんね。」

そのとき
ドアが開いて宗助さんが見えた。

「千早か?机にお土産置いてあったからびっくりした。」

「あ~ごめんなさい。宗助おじさん。」

宗助さんはちーくんと仲がよいのか
普段私には見せないような
顔をして喋っている

「千早。愛子の勉強見てくれ。

 次のテストでは上位を取らせたい。

 千早の頭だったら愛子の分からないところも

 簡単だろう。」

また勉強の話。
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